今年やった新しい仕事は、前半は環境省レッドリスト改訂調査、後半は開館40周年記念展覧会(3年後)の準備の立ち上げくらい。
1月・2月は担当した展覧会と関連事業。3月は生態学会東京大会と年度末のドタバタ。
5月から9月にかけて、環境省レッドリスト改訂調査とシカ食痕調査のため、早池峰山にたぶん6回登った。栗駒山も初めて行った。春からあちこち歩いて脚と心肺機能が鍛えられたおかげで、夏には歩くのが楽しくなってきて、息も上がりにくくなった。これは来年も続く予定。
10月には大阪で公開講演会、11月には福島で生態学会東北地区大会、12月には東京で講習受講。
今年も相変わらず県・市町村の有識者委員の仕事が多かった。去年からさらに増えて、引き受けている委員の数は、県が6個、広域振興局が1個、町が1個、東北森林管理局が1個かな。依然として風力発電関係のアセス審査件数が多く、審査会と現地視察を合わせるとたぶん今年13回、うち2回は仕方なく欠席した。内容的にけっこう厳しい審査になる案件もあり、意見を書くのに数時間を費やしたりもした。ちなみにこれらは全て無償奉仕。