8時過ぎに職場に行って、昨日の片付けの残りと、展示室の見回りをしてから、研究会の野外観察へ。近くの演習林でササをメインに。やはり実地で教わるとよく分かる。会場で、別の観察会に来ていたY夫妻とばったり会って、お互いにびっくりした。
研究会の参加者の方とおしゃべりしていたら、二人とも6年前の科博の研修に参加していたことが判明。ぜんぜん気づいてませんでした・・・。たくさんの先生方にもお会いでき、標本を見ていただけることになった。わーい。
午後に職場に戻る。収蔵庫でくん蒸の準備。ついでに放置していた標本の片付け。閉館後、展示室の撤収開始。まずは、借りた物の梱包から。
アンケートの結果をまとめ、書類にする。午後9時過ぎに退出。

入館者数は5100人と少し。目標達成ならず(ていうかそもそも無理でした)。アンケートからは広報の効果が非常に小さかったことが窺える。「どこで知ったか」の質問に「家族・友達に聞いた」「来てから知った」がそれぞれ20%超、「チラシ・ポスター」がその下に続き、マスコミは数%に過ぎなかった。アンケートに答えているのはほとんどが子どもなので、マスコミからの情報受信量は大人に比べて少ないと考えられる。親が新聞やテレビを見て、それを子どもに伝えたというケースが「家族・友達に聞いた」という答えの中に相当数含まれているだろうと推測するが・・・。「来てから知った」人の数が多いのが、広報が失敗していることの証ではないかと思う。