昨日来館されたお客様からの質問メモが机上に。「ケセラン・パセランとは何か。」来たー。しかも質問者は、当館に展示してあると書いてある本を見た、と言うのです。FAQかもしれんけど、この部分はさすがに想定外。今はもちろん展示してないけど、過去にも展示したことがまったく無いとは言い切れない。生物分野がやらなくたって、民俗ってこともありうるもんね。お客様はどうもソレの展示を見たかったようだ。
で、電話して少しお話。一応納得してもらえたような。気になるのでその本の題名を教えて下さい、と頼んでみたら、探してみると言って頂けました。
今日の移動中、同僚嬢たちとこの件について喋ってて、子どもの頃に妹がソレを箱に閉じ込めていたような記憶がぼんやりよみがえってきた。でも偽造記憶かもしれない。絵本を読んだ覚えは確かにある。
ふと思ったのですけど、ケサラン・パサランの実物を持って来られる質問者って実は少ないのではないですか?持って来られれば顕微鏡なり何なりでじっくり調べることもできようものを。
追記。お客様はもしかして、斜めお隣県のY県立博物館と当館を取り違えている可能性があるかもと推測しています。Y県はソレにゆかりがあるらしく、噂では展示もあるらしい。