猫に見る「風呂の蓋」利用文化について。
エンは2年ほど前から、気温が下がる季節には、飼い主の入浴時に一緒に風呂場に入り、湯船の蓋の上に乗って寝るようになった。風呂場のドアが閉まっている時には、ドアの前で待機し、飼い主が出た後に蓋の上に乗って寝る。理由は、風呂の蓋が暖かいから。
こんなこと、以前は絶対にやらなかった。2年ほど前、実家に長期間預けられていた時に、実家の猫たちの行動を見て覚え、自分でもすぐにやるようになったのである。風呂場に入ってきて、湯船の蓋が閉まっていないと、不満そうな顔をする。だからバカな飼い主は、たとえ自分が湯船に浸かっていても猫が乗れるように蓋を半分閉めてあげてるのです。はっきり言って窮屈です。このことからも、猫の学習能力が潜在的には非常に高く、しかも必要な時にのみ発揮されているということが分かるというものである。