ひなたが慣れてきて、3日前くらいから2匹でバトルをするようになった。とにかく接触してもらわないと、お互いに怖くない相手だということが分からないと思うので、少々乱闘状態になっても様子を見たまま手を出さずにいる。が、なぜか、ひなたの方が断然優勢。背中を弓なりにして、体を斜めに大きく見せて、肩を張ってせまっていく。可笑しい。っていうかエンは、なんでそんな小娘にやすやすと追い詰められてしまうんだ?先住者なのに・・・。そして追い詰められるとそそくさと外に逃げ出してしまう。こんなに大人しくて平和主義の猫だったとは知らなかった。見かねて助け舟を出さざるを得ない。でもまあ、エンには良い刺激になっていると思う。

だんだん寒くなってきたことだし、お互いの価値を見出してくれるといいんですけどね。

ひなたが来てから気付いた。1人と1匹で15年も暮らして来たから、エンは私に無視されてひとりで過ごすことに慣れてしまって、かまってほしがることがほとんどない。自分で行きたいところに行くし、好き勝手に時間を過ごしている。てっきりそういうのが普通の猫だと思ってたけど、そうじゃないらしい。猫ってもっと、かまってほしいものだったんだ。なんか、悪いことしたなあ。