大阪の空は晴れていたが、京都へ入る頃から雲で覆われた。長野県上空でまた晴れて、飯田の辺りでは天竜川の東側の支流がとてもきれいに見えた。長野はまだまだ雪があった。日本海側に出たら再び雲の上。どこで奥羽山脈を越えたのか、またもや分からず。
気づいたら、たぶん花巻辺りで岩手県に入っていて、矢巾の上空で旋回して高度を下げた。水の入り始めた田んぼに夕日が反射していて、とても美しかった。
紫波町役場の北、北上川べりに、ソメイヨシノがたくさん植えてある山があった。あれが城山公園か。満開と分かる状態だったけど、上から見るとベージュ色のこんもりした木がたくさん植えてあるように見えるだけで、不思議なことにちっとも美しくない。他にも、学校の周りにはソメイヨシノが固めて植えてあることがよく分かった。