冬は来館者が大変少ない。雪が降ると、いつエックス・デーを迎えてもおかしくないと皆が恐れる。つまり来館者ゼロの日だ。不思議なことに、1日に2人とかの日はあっても0人の日はこれまで1度もないそうだ。
しかし財政緊縮の折から、お客様がいない時間が長い日には展示室の照明を落としたらどうかとか、けっこう真面目に相談しはじめるのがこの季節でもある。お客さんとしてはどう思うだろう、自分が入ったとたんに明かりが点く博物館・・・「お、省エネだね。感心」と思うだろうか、「なんか侘しいな」と思うだろうか?