標本庫の収納法って色々あるけど、見たいと思った分類群とその周辺群が必ず目に留まるようになっていれば、どう収納されていても良いとも言える。種カバーの名前が何になっていたって、変遷さえ分かってれば全部探せるし。問題は、その「変遷」を分かって目当てのものを探し出せるのは知識のある人だけだということだ。うちみたいな中小標本庫は、どっちかと言うと一般人向けの機能をもつべきと私は思ってるので、どんな素人でも見たいものに確実に辿り着けるような収納方法を目指したいなあ。