「多いです」と「少ないです」

他人の書いた文章の校正をしていて迷うのがこれ.
例えば,「県北に比べ,県南には瓦屋根の家が多いです.」
「この鳥は,秋田県では増えていますが,岩手県では非常に少ないです.」
この文を,口に出して言われたのだったらほとんどまったく違和感がありませんが,文章で読むと小学生の作文みたいな感じを受けてしまいます.私だけじゃないですよね?
「少ない−です」「美しい−です」「高い−です」,どれも変.
でも理由を思いつかないのです.ただ,私だったら,こういう風に回避します.
「この鳥は,岩手県では非常に少ないようです.」
「県南では瓦屋根の家が多く見られます.」
「利用者の平均年齢は,かなり高いのです.」
形容詞+です,は,どうしてダメなんだっけ?形容詞終止形(または連体形)の後に,もうひとつ終止形が来るとおかしい,ってことでいいのかな?