文献コピー依頼があったので書庫へ。うちにはなんと"Botanical Magazine, Tokyo"が一番古いやつからある。これは当館に標本を寄贈された故・村井三郎氏の蔵書の一部。他にも牧野の著書や昭和初期の図鑑、国内の林業関係の雑誌とか市町村の出した植物目録、天然記念物報告書などなど、何がここにしまわれているのか、全容は私にもよく分かっていない。いやもちろんリストはできてるわけだが、とにかく古くて今や貴重になっていると思われる資料が、そのすごさを大して認識されないまま仕舞い込まれている。
んで今日、依頼された文献探しのついでにふと思い出して、原・金井の「分布図集」を探してみた。古本屋でとんでもない高値がつくという、TIで初めて見せてもらって感動したアレ。そうしたら、英語版2分冊がちゃんとあるじゃないですかー。知らなかったなーもう。これネタで原稿を1本書こうと思っているので、早速コピー。