「日本奥地紀行」(イザベラ・バード平凡社ライブラリー)をまだポツポツと読んでいます。ちょっとした待ち時間とかに。今日、昼食時に読んでいた箇所は、「たいていの家には竹籠があって、『鋭い音をたてるきりぎりす』を飼っている。子どもたちは、この大声を立てるきりぎりすに餌をやるのを楽しみにしている」というところ。・・・みんなが飼ってるって?何の虫だろう。スズムシやキリギリスはいないので。コオロギの仲間かなあ。しかも「鋭い音をたてる」ってところがすごい。やっぱり英国人には虫の鳴き声は雑音にしか聞こえないのだろうか。あと、青森は黒石の七夕祭の描写が簡潔なのに素晴らしい。