世の中には、特定の樹種に強く愛着をもち並々ならぬ関心を示す人が結構いるような気がする。過去にはチョウセンゴヨウとか、ハンカチノキとか、あとサイカチとかが執着の対象になっているのを見た。なぜか日本に自生しない木の方がそういう人を強く惹き付ける力を持っているようだ。異国趣味の一型かもしれない。また一方で、木っていうのは寿命が長いので、いろいろな人の気持を吸い込めるのだなあと思う。御神木や天然記念物の老木も結局同じことだ。
まったく関係ないけど、今年はドイツトウヒが生り年みたい。あちこちの国道・県道沿いのドイツトウヒがたくさん実をつけています。