午前中、講演準備。害虫が発生した部屋に置いていた書類の消毒第1弾が終わったので引き上げ。続いて第2弾を。
昼から研究会へ。今回誘われるまで知らなかったけど、全国の自然系研究機関や自然保護行政の皆さんが集まる会というのがあるのだった。参加者70人くらい。トップバッターで講演25分・質疑5分、スライド45枚で春子谷地の話をした。写真多めで、前半巻いて時間ぴったり。しかし、反応がまったく届いて来なかった。つまらんかったのか、ちょっとはおもろかったのか。呆れてるのか、怒ってるのか、ただ意味が分からんかったのか。「へー」なのか「ふーん」なのか「むう」なのか。期待してた話と違ったのかもしれない。学会みたいなもんかなーと思って学会大会風に喋ったのだけど、それが良くなかったのかもしれない。
その後の研究発表会も聴く。1人あたり15分で15題くらい。すごい独特のムードで面白かった。色々つっこみたかったけど部外者なので我慢した。思うに、発表者も聴衆もバックグラウンドが多様すぎるのかな。保全研究って今どういうことになってるんだろうとすごく考えてしまった。なんというかこう、ある種の「もどかしさ」が伝わってくるよね。丹沢の総合調査の話はうらやましかった。モニタリングサイト1000の話は予想よりずっと壮大であることがなんとなく分かったが、たった15分では依然としてヴィジョンが見えてこず、個人的には1時間くらい聞きたかった。