昨夜遅くに提出された最後の校正原稿を点検・確認・修正。別の著者にメールで確認を求めていた疑問点もお返事が返ってきたので修正。標本同定完了を報告する書類作成・起案。借りていた雑誌を宅配便で発送。午前中はそれだけで手一杯。
午後に印刷屋さんが来たので真っ赤な初校をおそるおそる出す。すんません。これではデジタル入校のメリットが少ないよね・・・。こんなに真っ赤だったら二校だって心配だ。しかもあんまり修正点が多いので、差し替えるべき図をひとつ渡し忘れてしまったことに後で気づいた。くそー。
著者は投稿前に十分に推敲すべきだよ。自戒も込めてそう思う。手書き時代ならいざしらず、自分でレイアウトまでできるDTP時代、校正の目的はミスの修正だけに絞っていい。入校してから文章をやたらといじるのは遠慮すべきだ。そして編集(私)は入校前にすべての原稿について一通りのチェックをすべきだった。一部の原稿だけは何度もやりとりして推敲してもらったけど、他は時間がなかったので。ということは、〆切をもう少し早め、一度投稿された原稿を返して修正してもらう時間的余裕を作るべきかもしれない。
そして私はたかが『研報』になぜここまで熱くなっているのか。分からないす。たぶん本が好きだからでしょう。
野外調査の打合せ日程についてハガキを出す。午後2時過ぎに早退。