県内市町村立博物館にまた定数減の波が来た。学芸員2人だったところが、新年度からは1人。常勤1人+非常勤1人だったところが、常勤0人非常勤2人になるそうだ。ものすごく頑張って成果を上げていた学芸員がお役所に異動になる。本当に、頑張ったって何の意味もないような気持になるのだ。アピール不足なんてレベルの話ではない。単純に、田舎の行政にとって博物館なんて必要ない、あるいは、博物館なんて箱だけあれば学芸員なんて要らないと思われている、という事実が示されただけのことだ。この先、いつ県立の番が来てもおかしくない。やばいよ。それなのに、守るべきものについて語られることはない。こんな状況だから、仕事にアイデンティティを預けすぎると危ないなと自戒はしてる。けど、本当に要らないのかな?学芸員って。