9時、同僚嬢と一緒に、浄法寺町へ。3年後の企画展の予備調査で「漆かき」のウルシ林を見に行く。2箇所で写真撮影。
とても無知だったのだが、ウルシは葉が赤くならないのであった。きれいな黄色になることも珍しく、ほとんどは黄緑色から茶色を帯びた黄色で落ちていた。たまに紫や橙を混ぜつつ。実もたくさんなっていた。畑の縁や、昔は草刈場だったろうかと思われるススキの原に、まとまって植えられている。幹に樹液を掻いた特徴的な跡が。黒ずんだ新しい傷跡も。
2箇所目の林で、大変ラッキーなことに、漆かき職人の方がたまたまお仕事中だった。伝統的なスタイル。作業を見学し、写真を撮影し、いろいろお話もうかがうことができた。かぶれた時の薬は自家製で、シナノキの樹皮を煮詰めて作るのだそうだ。
14時半に帰途。16時半頃に帰館。書類修正の仕事が待っていたので慌ててやって、17時半に退出。