自分にとっての音楽の魅力は、「結局」「つまるところ」「簡単に言えば」というような手法が使えないところにあるのかもしれない。音楽は、始まってから終わるまで実時間を経験することに意味がある。音楽には、エッセンスを凝縮したサマリーなどというものは有り得ない。
常に抽象化する作業ばかりやっていると、頻繁にバランスを取りたくなるのかもしれないな。