春子谷地のフロラに関する標本調査。昔の標本を調べるため、近所の大学標本室へ初めて(!)お邪魔した。管理者の先生にざっと説明を受けて、作業を始めたが・・・うかつだった。こんなに寒いところだったとはー。壁際に4つくらい暖房機があってフル稼働しているにもかかわらず、ほぼ冷蔵庫。脚巻きをしてくるべきだった。うっかり座ると足の先が冷えて固まりそうだったので、立ったまま作業する。時々、ポケットに手を入れてあっためた。隣で入力作業をしていた職員の方は、毛布をかけて、ハロゲンヒータを隣に置いて、さらにカイロ持参だとおっしゃっていた。
Carex以外のカヤツリグサ科の標本カバーを次々にめくり、春子谷地産のものを見つけてはメモる。標本室に実体顕微鏡がなかったので、中身を精査するのは後日、顕微鏡を持参して行うことにする。今日はとりあえず標本を探し出すことに専念した。
過去にはクログワイの記録があるのに、現地では見たことがなかったのだけれど、ちゃんと標本が確認できた。他にもいろいろ。どうも、消えた種が少なくないようだということが分かってきた。今日は午前中のみ。