パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」(円城塔)(『虚構機関』創元SF文庫所収)を読みました。
テキストの手触りが,何が起きるかよりどう語るかが重要という点が,小説より詩に近い。幻想詩大好き。リズムも複雑で素敵に面白い。声に出して読みたい。しかも笑いあり涙あり。ただし集中力のある時でないと読めません。