こないだ付け替えたばかりのレンゲショウマの個体識別用タグ。割り箸にプラスティックの紐を縛りつけ、そこに番号札を留めて、地面に刺してある。今日行ってみたら、地面から出ている割り箸の頭の部分に、何かに噛まれた痕がたくさんついていた。噛みしだいたように、ささくれだっているものもある。あろうことか、引き抜いて放り投げてあるのも数本。
はじめはウサギかネズミか、と思ったけど、こんなことは今年初めてだし、引き抜く力があるのはやっぱりシカか。なんだろう、おいしそうに見えたのかなあ。
もうすぐ雪なのに、まだ雄ジカのいななく声が何度も響いていた。