ツイッターは構造的に、個と個のコミュニケーションを促進する。全ての反応は、直接的かつ等価なメッセージとして受け取られるように作られている。さらに言えば、相手が見えることでメッセージに必要以上の重みが加わっている。情報を交換し、個人の考察を深めるには良い道具だと思う。
だからこそ、マスを動かすには向かない道具なのではないか、という気がますますしてきた。マスを動かす目的でツイートをし、多くの反応と手ごたえを得たとしても、おそらく錯覚に陥るだけだろう。業界的には、個を動かすこととマスを動かすことの両方が必要だけど、両者は同一直線上にはなくて、それぞれ別々の方法論で考えて実施するべきことなのかも。