何人もの人が、長いこと、「マダイオウが岩手にあるって書いてあるけど見つからないなあ、おかしいなあ」って思っていたはず。決して植物を知らない人たちじゃない。それなのに誰も、ただの一度も、過去の標本を見てみようとしなかった。これは一体どういうことなんだろう。
田舎の人材不足ってこういうことなんだと思うわ。もう何十年も、標本の意味を教育する人がいなかったのだ。まじで。そうとしか考えられない。