「森と芸術」展について追記。
展覧会を見るために館内を歩くと、ところどころで窓ガラス越しに庭の風景を見ることができる。館に入るまではただの庭、というか、私の目には「植物」として見えていたものが、いつのまにか展示のイメージと混じって、1枚の美しい絵のように見えてくる不思議さと感動を味わえる。展覧会を見終わって外に出ると、目の前にそびえる霧雨に濡れた樹木が、神々しく美しいもののように見えた。脳のはたらきって不思議だなあとため息をついた。