北松園のメインストリートの街路樹に気になるサクラがあった。
花弁は5枚、花の大きさは中くらい、ごく淡いピンク。開花中期で葉が展開中。若葉の色は抹茶色、少し紅色が混じる。がく片の縁に少数の鋸歯。鱗片葉の内側には毛が密生。小花は3個くらい、花柄は間が詰まっていて小花柄は長い。小花柄・がくは無毛。葉の表に毛が散生。葉柄の向軸側に毛。葉柄の上部に蜜腺。葉の鋸歯は長く伸び、先は腺点。
オオシマザクラが入っている品種、と思うが・・・。『新 日本の桜』(2007、写真・木原浩、解説・大場秀章ほか、山と渓谷社)で調べると、一番近いのはオオシマの品種「シオカゼザクラ」か。