観察会の日。8時に出勤、アンケート用紙など準備してマイクロバスで出発。
龍泉洞に10時半頃に到着。11時から3班に分かれて洞内へ。初めて入った。
「観光洞」と言うのだそうで、ルートはばっちり安全、木道やコンクリ固めになっていて手すりつき。滑りやすいところには滑り止めカーペットが敷いてある親切さ。数m間隔で足元照明がある。頭上には軽い波型プラスチック板が差しかけてあり、ほとんど濡れることもない。懐中電灯すら持たずに歩いて帰って来られる。中は気温10℃なのに、みんな半袖で入ってくる。
我々は専門家の指導を受けつつの観察なので、ヘルメットにランプを付け、長靴や軽登山靴の完全装備である。私は補助スタッフなので、班の後ろについて、写真を撮ったり、いま大きな地震が起きたらどうするかなどなど考えながら歩く。
でも何事もなく、小さな子どもも含めて楽しく歩いて、コウモリも見ることができた。12時半頃まで。
お昼を食べて、水源地とドリーネを見にバスで移動。龍泉洞へ戻る途中で激しい雨が降ってきて、バスの中で閉会式。17:30頃に帰館。
真面目に考えたら洞窟って怖いところだ。想像すればするほど怖い。ルートが整備されていなかったら、自分なら入る気にならない。洞窟を探検する人ってすごい精神構造をしてるなあ。