ボランティアさん対応、標本片付け。
鳥羽源蔵さんの書簡類のクリーニングと整理を始めた。ハガキと封書。砂がたくさんついている。3分の1くらいは墨書だが、残りはインクで書いてあるので、水で洗えない。たぶん洗浄はせず、ドライクリーニングのみになるだろう。
牧野富太郎からのハガキが1枚あった。特に多いのは家族からの手紙。源蔵が盛岡に住んでいた期間のもの。送ってもらったもののお礼や、買ってほしいものの依頼、事件の報告など。とても生々しく、家族の様々な姿を想像させる。家族以外で多いのは舞子介類館、新渡戸稲雄などからの手紙。台湾に滞在中に送られたものも多い。じっくり見ていくと、とても面白いだろう。