エンはもう18歳で、先月の前庭障害の時に、もう長くはないんだろうなと思ったのだけれど、先日からまた食べなくなったので獣医に連れて行った。今度はレゲエ先生とは違うもう一人の若い先生で、説明も治療もゆっくりで丁寧。
エコーでじっくり見てもらったらお腹に「できもの」があって、それが原因ではないかと。それから胸水がたまっていて呼吸を圧迫している。ひとまず胸水を抜いて注射と投薬。採取した胸水を検査したところ、腫瘍細胞等は見当たらないので肺への転移はなさそうという。エンはだいぶ前から食欲が少なくなっていて、何か悪いんだろう、ガンかもなあなどと思って、自分でもエンのお腹を探ってみたりしていたので(分かるわけないが)、驚きはなかった。
本人は、どこかがとても痛いという感じではないけど、もう自分では飲み食いをしようとしない状態なので、そのままだと5日くらいしかもたないらしい。で、数日に1回くらい皮下補液をすることで引き延ばしている状態。というわけで、すでに延命治療に入っているんだけれど、いつまで続けるべきか、かなり迷いつつ行っている。本人の意志が確認できないので、完全にこちらの判断に任されているというのが迷う原因。延命して本人に何か良いことがあるかというと、特に無いようにも思える。よくテレビドラマとかで、孫の花嫁姿を見せてやりたい・・・とかあるけど、猫にはそういうのないから。
まあ、苦痛のある治療ではないので、本人が動けるうちは続けていて良いかなあ、などと。獣医へ行くのもしんどい様子になったら、考え直すことにしようかなあと。