午後から植物園に出て、植物名の立て札のチェック。冬に雪の重みや凍結で必ず何本か折れる。それを引き抜いたり交換の準備をしたり。
湿地性植物が植えられているところで何となくウロウロ。以前は地面に埋められた塩ビパイプから水がチョロチョロと供給されていたのに、ここ数年は水が出ておらず、だんだん湿性植物が減っていた。水はどこから来ていたのかなあ、と塩ビパイプの周囲を眺めていたら、近くの地面にコンクリのボックスが埋められていることに気付いた。コンクリの蓋の穴を覗くと、中に朱色の栓が見える。水抜き栓と元栓。あれ、これはひょっとして、と蓋を持ち上げて、おそるおそる水栓をひねってみたら、なんと塩ビパイプからジャージャーと水が出るではないですか!こんなところに栓があったとは・・・。就職13年目にして初めて知った。ここにコンクリの蓋があることはずっと知っていたけれど、蓋を開けてみたことはなかったなあ。
ということで、そのままジャージャーと水を放出し、湿地に水を盛大に溜めてやった。何年ぶりか。たぶん以前は、施設管理か庭園管理か、どちらかの会社の人が水栓を管理していたに違いないけど、人が代わって分からなくなったのではなかろうか。今後はもう大丈夫。