1年振り返り(2)

2016年は自分にとってわりと大きなことがたくさんあった年でした。身辺では、5月に近隣で放火殺人があったことと、3月下旬から四十肩になって11月まで治らなかったことが2大事件。
火事では、自分の家は被害を免れて助かったけれど、火事を見つけて通報した人の一人ということで警察と消防から長い聴取を2回ずつ受けたり、マスコミから職場に取材電話がかかってきたり、今まで経験したことのないことを色々と経験した。今でも、延焼したらどうなっていたかと想像してゾッとすることがある。
そして四十肩はマジで辛かった。両腕が上がらないし広がらないし、もし11月に治らなかったら展示作業が全くできなかっただろうと思われる。パネルの釘打ちとか、大型の物を運ぶとか、11月まではほぼ無理だった。解消して本当に良かった。

以下は主に移動の記録。
<1月>
年末年始はまたもや文化財レスキュー本改訂版の編集業務。
下旬、日博協の研究協議会で黒田記念館。この時のテーマはすごく勉強になった。日博協の事務室で最後の校正をやらせてもらった。
月末、文化財レスキューのプロジェクトで福島県文化財レスキューの視察に連れて行ってもらった。相馬市と白河市まほろん。
<2月>
月初、文化財レスキューのワークショップで東京藝大。
中旬、陸前高田市高田松原など津波後のフロラについての講演。
月末、文化財レスキューのワークショップで福井県歴博。大宮から金沢まわりで行き、名古屋まわりで帰る。名古屋市博にも寄った。
<3月>
年度末のドタバタ業務。
下旬、生態学会で仙台。自由集会とポスター発表。途中で1回盛岡へ戻った。
<4月>
年度初めのドタバタ業務。
下旬、住田町で観察会講師。
<5月>
下旬、北上市和賀で観察会。岩泉町と一関市で現地調査。
陸前高田市の青松島と大船渡市の珊瑚島の現地調査。
葛巻町でサクラ草サミット。
<6月>
岩泉町で東北植物研究会の観察会。岩泉町で現地調査。
<7月>
上旬、早池峰山北面で現地調査。
中旬、青森県立郷土館で標本調査。大船渡市博の磯の観察会(三陸町)に参加。
月末、早池峰山河原の坊でシカ食痕調査。
<8月>
上旬、大阪市立自然史の友の会合宿(南三陸気仙沼)に参加。
中旬、早池峰南面でシカ食痕調査。
下旬、一関市で現地調査。
<9月>
中旬、早池峰北面で現地調査。
中旬と下旬、展示資料調査で宮古市田野畑村
<10月>
上旬、大船渡市博で展示資料調査。振興局アセス現地踏査。
中旬、古川沼調査見学。
<11月>
上旬、北上市学芸員ネットワーク岩手の研修会。
<12月>
展示資料の借受、展示解説書の執筆と版組、展示作業。17日から展覧会の開幕。
開幕後は取材対応や展示の修正など。年末は館内パソコン機器の移動など。