やっと五葉山でゴヨウザンヨウラクに会えたよ〜。
4時に起きてテレビを点け、46分後にこらあかんわと脱力して6時までふて寝。大雨が降っていたが7時には上がる。SさんKさんと待ち合わせ、KC先生のお宅へ行って7時半頃に4人で五葉山へ。10時赤坂峠。T先生と合流。雲の隙間に青空が見える。
途中でゴヨウザンヨウラクの花を観察、撮影。これが噂の、五葉山にしかないMenziesiaかー。発見は1960年代。写真は何度も見たけど、実物を前にするとやっぱり感動するねえ。岩手の博物館にいる以上、一度は見ておきたい花だった。
写真を撮っている間に、マルハナバチ(たぶんミヤマ)のワーカが訪花した。いかにもマルハナ媒の形だね。葉にもちゃんと特徴があって、つるんとした葉の上に2筋の毛が並び、葉脈にも大きな毛が散在する。それにしても、五葉山は孤立峰でなく特に高い山でもない。本当に、どうして固有種がこんなところにあるのか、不思議なんですよね。
12時に山頂手前の小屋に到着。お昼を食べ終わった頃にバラバラと雨が降り出す。合羽を着て頂上に行った後、歩き回ってヤブヒョウタンボクもアカンスゲも見ることができた。ほかに教えて頂きながら見たスゲは、ハガクレスゲ・キタノカワズスゲ・アゼスゲ・オタルスゲ・ヤラメスゲ・ハリガネスゲ・ミノボロスゲ・ヒメスゲ・ヒナスゲ。