別の面から春子谷地の研究をなさっている先生から別刷りや要旨を送っていただいたので、読む。すごく面白い。そして難しい。
植生史・地形学的なタイムスケールで見れば、湿地は消える運命にある。そのことと現在の急激な湿地面積縮小とを同列に語ってよいのか、そして、いま絶滅の危機に瀕している湿地の植物をどうしたらよいのか、という2点が最大の議論になるだろう。