標本情報の研究会.の前に少し時間があったので,特別展をささっと見せていただいた.
今回は標本ラベル関係の情報が豊富で,非常に勉強になりました.
少なくとも,「植物標本のラベルはドットプリンタで印刷しなければならない」というのは,現代ではもはや迷信になっているということが確認できて良かったです.いま当館で使っている材料が,数百年もつかどうかは不明だが・・・
植物標本って必ずカバーがかかっているので光が当たらないし,ラベルの劣化は他の標本より遅いような気がする.100年前の標本をいっぱい整理した時にラベルが読めなかったのは,紙が激しく褐変し,さらにインクが褪色していたケースのみ.大抵はどっちかが大丈夫だった.