わやわやしている小学3年生150人に対して、一歩も退かずに30分間立ち向かったぜ。勝ったぜ。
春子谷地の春子と吉さんの伝説を話し始めた瞬間(「むかーし、むかし」)と、「これからゴマシジミの話をするよ」と言ってアニメーションを始めた瞬間、見事にシンと静まり返って150人の目線がキュッと集まったのが、ちょう気持ち良かった。それ以外はずっとわやわやしてたけど。あの人たちの脳みそに訴えるには、絵は動かなければならないし、お話は物語でなければならないということがよく分かった。
あと、注意をひきつけておくには、とにかく質問し続けること。「クイズです。どっちがお父さんでしょう。」子どもでも、自分に向かって何かを尋ねる人を無視することは難しい。
終わった後は、エネルギー切れ。30分どころか、3時間くらい働いた気分。