昨日つまづいたEupeodesは、ものすごく迷って他の属まであれこれ読み直した後で、結局、2004年に採集して「はなあぶ」誌のNo.20で記録したE. latifasciatusに落ち着きました。「自分では採ったことがない」とか書いていたけど、大嘘でした。斑紋の雰囲気が若干違っていて、サイズも少し小さかったので気づくのが遅れた。ものすごい遠回りして戻ってきた感じ。
今度の採集地は湿地ではなく、隣の草原です。オスも採れたし、たぶん草原の方が本来の生息地なんだろうと思います。
「はなあぶ」No.28の市毛さんの報告の中にある、p.31の図15(松村によって"Metasyrphus aino"とされたもの)をパッと見て「あっ似てる」と思って、下を読んだらちゃんと「E. latifasciatusである。」と書いてあって、おお〜と思いました。