しかし高知県方式は、高度な政治的手腕とリーダーシップによって実現した稀有な事例だったということが分かった。ものすごい額のお金が、あるべき形でしっかりと支出されていた。それが分かって良かった。それ以外の部分では真似すべきことがたくさんあるので、可能なことと不可能なことをきちんと切り分けて考えよう。
結局、神奈川県方式も、高知県方式も、どちらも岩手では無理だ。ではどうするか?