朝6時に出発、8時55分に広田半島の先っぽ。
9時過ぎから3人で船に乗せてもらって、すぐ近くの青松島へ。青松島は地図で見ると1つの島だけど、実際には「沖青松島」と「岸青松島」に分かれている。両方の調査をするため、午前中は「沖」をやって、午後は「岸」へ渡してもらうことに。
9時半から11時半まで「沖」の調査。次に隣の「岸」に渡してもらって、12時過ぎから14時まで。どちらも小さな島だし、フロラがものすごく単純だったので、すぐに終わってしまった。
「沖」にはウミネコの巣がたくさんあって、雛の死体もたくさんあった。
青松島は「トベラ林の北限」として天然記念物に指定されているのだが、トベラが主な樹種というわけではなく、ヒサカキタブノキも多かった。ちなみにトベラの北限はここではなく、大船渡市の長崎海岸とされている。
津波の影響は、低いところで明らかに認められたが、面積的には小さかった。