今日はフィールドに行こうと思ってたんだけど、空いている毒瓶がなかったことに気づいた。先にサンプル処理しなけりゃ。
学生実習の準備で、標本の価値と取扱についてまとめの資料を作成。標本が本来の目的以外で役に立った例として、お気に入りのWoodward(1987)をコピー。産業革命の頃から現代までの植物標本で葉の気孔密度を調べてみたら、昔の葉っぱの方が気孔がたくさんあってだんだん減っていたという論文。彼はそれを大気中のCO2濃度の変化と結びつけて論じている。今年はこの例に加えてもうひとつ、東京湾で採った過去の魚の液浸標本からダイオキシンの濃度を測定した報告文をネットから拾ってくる。ちなみに1970年代の標本が一番濃度が高いらしい。
イベントガイド9月号印刷。子どもむけ行事チラシの校正。などなど。