大抵は、人から質問されて初めて標本を調べる。訊かれて初めて、そこに問題があるのだということが分かるからだ。なかなか自分では問題の所在に気づかないし、問いが存在しない時にあえて標本を見たりはできない。
でも植物誌のニュースレターを書くようになって、自分で問いを探すようになったので、前よりは自分から標本を色々と見るようになった。で、見てみると、ボロボロと問題が出てくるわけ。面白いねえ。
今日のリファレンスでは、一気にたくさんの宿題をもらった。しばらくネタに困らないだろう。