プレゼンの手直しを少し。11時に東北大の片平キャンパス。集会の打ち合わせ。13時から集会。
津波被災地の絶滅危惧植物の保全を考える会」というタイトルで、参加した人の多くは生育地保全について語り合うことを期待していたように思った。植物園協会の主催なので、そもそも生育地保全の話題は得意なマターではないのだけれど。長く取ったはずの討論の時間にも、主催者と参加者の間にある溝に橋をかけることはできなかったように思う。
本当はきちんと真面目に生育地外保全の話をしなければならない時期なのだが、環境保全の意識が高い人は、域外保全の話を忌避する傾向にあると改めて思った。域外保全が最終手段なのは間違いないが、かと言って最終手段を貧弱なままに放置して良いというわけではないだろうと思う。最終手段へなだれこまないようにその手前のハードルをきちんと整備しておいて、その上で最終手段もきちんと確保する、というのが理想的な感じ。
18時の新幹線で東京へ逃避。