2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

四十四田ダムの上空で、ミサゴが2羽、喧嘩していた。ミサゴが見分けられるようになったのは、こないだの観察会のおかげ。

人を案内して、ちょっと春子谷地に行った。いつもの夏より全体に湿っているような気がした。そんなに雨が多いとも思わないのだが。 アギナシとミカヅキグサが満開で、なんだか幻想的な風景だった。 ナガボノシロワレモコウ・キセルアザミ咲き始め。ミズトン…

暑いせいか、かびた貝標本が出てくるようになった。貝と収納ケースを消毒液で消毒する新しいプロトコルを考え、マニュアルを作成。消耗品の発注。押し葉標本の洗浄つづき。レッドの仕事つづき。21時退出。

野田正彰『災害救援』(岩波新書)読了。少し古い本だし、事実関係どうこうよりも、エッセンスを読み取るべきだと思った。つまり、被災地の復興において、一番大切なことは何か、ということ。いま読んでおいて良かったと思う。 被災者に「被災者役割」を押し…

夜になっても25度を超えている。暑い〜。

午後は貝洗い補助とレッド関係のお仕事。19時少し前に退出。

初めて自分の館で押し葉標本を洗ってみた。他所からのアドヴァイスがたくさん得られているのでやりやすい。クッキングシートがとても便利。 加えて、東文救のマニュアルにあった「フローティングボード法」をやってみた。要は、標本を発泡スチロールの薄い板…

シロミノハリイと一緒に、一関で見たカヤツリグサ科も同定。シカクイとノテンツキだった。 シカクイは実が灰緑色で柱基は大きな三角形、被針状花被片は白い羽毛状。 ノテンツキは白い実に突起が疎らにあり、柱頭は三岐。ヒメヒラテンツキとの違いは、鱗片の…

改めて、春子谷地のシロミノハリイの果実サンプルを実体顕微鏡で見てみる。 シロミノハリイの名前の意味は「白実の針藺」で、実が白いのが特徴だとされている。標本では確かにその通り。でも、乾かないと実は真っ白にはならないということが今年の調査で分か…

海岸で採ってきた標本を押し葉にする。陸前高田の資料データベースいじり。書類作成。 18時半頃に退出。もう薄暗い。秋だなあ。

12日に通過した陸前高田市の(かつての)町中。多いのは、目に付く順にイヌビエ、エノコログサ、シロザ、メヒシバ。エノコログサは複数種が混じっているかも。他に、ハルジオンなど。 11日の津軽石川の河口調査。多かったのは、なんと言ってもシロザ。次にイ…

生出小に行って、残りの植物標本の引き取り。時間が余ったので、同僚がやっている土器片洗いのお手伝いを少し。14時20分に帰途、16時45分に館に到着。事務仕事あれこれ。

7時過ぎに宮古を出て、9時過ぎに通岡ICに到着。大槌の手前だけ少し混んでいた。大船渡の三陸道は路面が波打ち、50km/h制限。 ICを下りてから、道を間違えて高田の町をウロウロした。津波でやられたローソンが同じ場所できれいに復活していて、すごく驚いた。…

宮古の海岸にある9階建てのホテルの7階に宿泊。1階は津波にやられたけれど、営業を再開している。大浴場や客用エレベータは使えないが、部屋にお風呂がついているし、業務用エレベータは動いているので特に支障はなかった。 ホテルの前は貯木場らしく、大量…

7時に出発、近所の大学の皆さんと一緒に宮古へ。津軽石川河口の生物調査。砂浜のあったところ。浜は沈んで、かなり狭くなったらしい。 ベントス班は貝を拾ったり砂を掘ったり。植物班はひたすら標本を採集。海浜性の植物はけっこう生き残っていた。新たに砂…

厄介事にからむメール書き。標本レスキュー関係のメール書き。海藻標本片付けの補助。 収蔵資料データベースのデータ項目整理。5部門あって、それぞれにカスタマイズが必要だからややこしい。一応の完成をみて、メール送信。21時少し前に退出。サッカーの試…

沿岸で宿泊先を探して検索&電話かけまくり。でも全然ダメ。どこもいっぱい。復興作業に来てる業者の人たちと、お盆で帰って来てる人たちと、ボランティアに来てる人たちか。もともとキャパが小さい上に海岸の旅館の数が減っているからなあ。

押し葉標本のメンテ。海藻標本瓶の洗浄補助。メールメール。書類の作成・発送。 陸前高田から預かった資料のデータベース化について検討。20時過ぎに退出。

湿地でコオニユリ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、ミズギク、ヒメシロネ、ヒメヤブラン、ノリウツギ、リョウブ開花。 田んぼでヒメナミキ、オモダカ開花。

休みだけど、平泉へ。レッド植物の生育地を見せてもらう日。8時15分に館を出発、滝沢ICから乗って10時に前沢平泉ICで待ち合わせ。 野生で見るのは初めての植物にうっとり感激。しかも個体数が多い。4ヶ所くらい回って、色んなものを見せてもらった。めっち…

「最近はツキノワグマがいきなり人を襲うようになったらしいが、どうしてか?」みたいな質問を、クマの生態研究者に向かって発しても、質問者が望むような答えはまず得られない、という話を車中で。こういう類の質問を科学者に向かって発しても、たいていは…

夜、ヤブキリみたいのがたくさん鳴き始めた。

森林班。ヤブレガサ開花中でオオマルが訪花。イヌドウナ、オクモミジハグマ、モミジガサつぼみ。オオバショウマ・サラシナショウマつぼみ。フシグロセンノウとクルマユリがきれいだった。クルマユリにはカラスアゲハ。ミヤマイラクサ満開。ホツツジ・ノブキ…

朝から暑い。植物誌の現地調査。もと新里村。7時半に出発、9時半に茂市で集合、山へ。草原班と森林班に分かれて調査。天気予報どおり12時を過ぎたところで雨と遠雷。14時に解散。17時帰館。19時から21時に押し葉作成。

夜、エンマコオロギが鳴き出した。

押し葉標本の世話少し。書類作成。 初めての方がたくさん標本を持って来て下さったので、標本作成のコツについてあれこれお話。標本庫もお見せする。 新聞社の取材対応。まだ続いている。最近は文化部とかのまとまった取材が多い。 夜は採集許可申請書類作成…

面白いことに、今日は盛岡の最高気温が不明らしい。気象庁のサイトを見ても資料不足となっている。何があったんだろ。

Q Q

写真の持ち込み質問。ヒトツバイチヤクソウ、たぶんトチバニンジン、ミチノククワガタ?、ムラサキニガナ、赤花のミヤマカタバミまたはコミヤマカタバミ。写真の同定は難しい。標本を作ってくださいと頼んでみたが・・・。

植物標本の世話。預かった海藻標本を入れるために標本庫の空間を4人で空ける肉体労働。電話取材対応。 午後は貝標本の世話とか。質問対応とか。頼まれた押し葉標本ラベルを印刷。21時退出。

朝1時間有休。 標本レスキュー関係の書類を作成して送信。午後は出かけて県レッドの会議。17時帰館。レスキュー概要のWEB文書を完成させる。19時過ぎに退出。