この作業がこんなに早く可能になったのは、やはり標本データのリストをそれぞれの館で作って下さったことが大きい。再同定をして下さった館もあったし。本当にありがたかった。
それから、A.P.G.とB.M.T.の古い号がデジタル化され、インターネット上で無料公開されるようになったので、調査が10倍くらい早く進んだ。今後ぜひ公開を検討していただきたいのは『植物研究雑誌』の古い号。それから、京都大学理学部紀要(シリーズB)の古い号も公開してほしい。北村四郎の仕事がここに載っていることが多い。東大や北大はとっくに公開しているんだから、われらが京大もがんばってほしいものです。